走馬灯 1
いくつ齢を重ねても、日々殆ど籠りきりの生活をしていてもそれなりの出会いはあるらしい・・・。
コロナ関連で巷には自粛ムードが溢れているけど、僕にとっては今更ながら・・絵を描く事しか能がない生活が常道の僕には大して今までとの相違は感じられない。 一週間ほぼ部屋の中なんてさして珍しくもないし、数日間人との対話が無いことも然り。 孤独には異常に強いなあ・・と自認はしていても時には人恋しくなることもある。 月に数回の気晴らし競馬もコロナの渦中では仲間ともご無沙汰。 貯えは目減りしていく一方で生活への不安感も日々増していくばかり・・・。 僕は無職人、人に尋ねられたらそう応える。 自営業なら立派だが、まるっきりの自由業の典型例。 人は例外なく問う、何して食べてるの? 根掘り葉掘り聞かれたら少々実態を晒す。 似たような言葉が返ってくる『いいなぁ・・自由な生活環境で、羨ましいなあ・・』と。 何が良いものか! 定収入が無い生活がどれほど不安なものかちっとも解っていない。 毎日やや遅い目覚めの後、コーヒータイムと同時にPCに向かうのがほぼ日課となっている。 まだボケた頭が、少しずつ目覚め始め、一段落した頃にブランチとなる。 コロナの影響ばかりとは言えないが絵描きは絵を描くのが仕事。 その仕事が減ってくると食べて行く事ができないのは自明の理。 何とか打開策はないかとWEB検索を始めたある日、新たな出会いがありました。
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