3 不在の刻
東京より現住地の四日市市に移り住んで早、17年目になりました。 越してきた当所は興味本位であちらこちらとよく出掛けたものです。 その折、観光した日本三大名瀑の一つ『那智の滝』 訪れた時刻は昼間でしたが、しばし滝のマイナスイオンを浴びながら、何とか幻想的に描けないものかと思案の末、描き上げたのがこの作品です。 「月光と雲」に魅せられていた時期と重なり、実際にはほぼ暗闇の景色ではありますが、紫色を主体とした絵画に仕上げてみました。
真夏の暑い盛り、まだエアコンが設置されていないアトリエで、遠くに打ち上げ花火の音を聴きながら、、首にタオルを巻き付けて汗だくになりながら描いた苦い思い出があります。 昼間の瀧の絵、P20号サイズもあります。 この絵は誰が観ても紛うことのない『那智の滝』の絵です。
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サイズ M100号 970x1620 キャンバスに油彩
(応相談)1,800,000円 (額装・税込み価格)