ある日、どこの田舎だったか今となっては定かではありませんが、絵の題材を求めて散策していた時の事でした。　僕は寂びれた景色や物悲しい風景には殊更に興味を持ってしまいます・・・。　絵描きの性かも知れませんが、ある建物の古い壁に文字も明確に読めない薄っぺらい一昔前の看板が目に止まりました。　　何気なく観察しているとアチコチが擦れたり、落書きや様々な名残が見受けられます。　その中でポツリポツリと突起のような形態を見ながら、漠然と想像したのが不謹慎ではありますが女性の乳首でした・・・。　これまでは絵描きではあっても裸婦に関わるものは一枚も描いたことが有りませんし、また、人物そのものをモチーフにした事も殆ど在りません。　なのに・・です。　厭らしさのない程度にホーロー看板風の中に、オッパイをあしらってみた稀有な作品です。　オーダーアートで裸婦をご注されましても油彩画ではお受けはできませんが、炭材作品でしたら一考させていただきますのでお問合せ下さい。　乳首など淡い部分彩色のみでしたら面白い作品になるかも知れません。

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サイズ　　S50号　1166x1166　　キャンバスに油彩
（応相談）900,000円（豪華額装・送料・税込み価格）